目的・理念・ビジョンの明確化及び浸透支援

~目的・理念・ビジョンの重要性~

 経営体質強化、組織体質強化に取り組む上で、全ての経営活動の土台である、経営目的、理念・ビジョンの明確化と共感化を進めることは、絶対に欠かせない、しっかりと時間をかけてでも向き合うべきところだと弊社は考えます。

 

「我が企業の存在意義と使命は何ですか?」

 

その根本的な問いに、経営者は勿論、そこで働く社員一人一人は、胸を張って堂々と応えられますでしょうか?

 

「理念やビジョンは大事か」と聞かれれば、多くの経営者は「大事」と応えるでしょう。目的・理念・ビジョンを通じて、我々は基本的な考え方や価値観を働く仲間と共有でき、正しい思考や言動を行う判断基準になったり、自分の仕事をする意義が明確になったり、自分の仕事に誇りを持ち、やりがいやモチベーションを高められます。しかしながら、日々忙しく働かれている中で、社員の方々はどれくらい理念やビジョンを意識し、そこに立ち返る機会を持てているでしょうか。

 

また、よく理念の浸透とも言いますが、難しいのは、経営者は理念を浸透させたい、理念に共感してもらいたいと思っていても、社員の方からすれば、誰も最初から、自分に理念を浸透させてもらいたい、共感したい、などとは思っていないところだと思います。

 

本人が自分の心で自発的に共感して初めて成り立つことであって、そこから意識や行動につながり、浸透していくわけです。当たり前ですが「自分に浸透させなさい」「理念に共感しなさい」と強制してできるものではありません。

 

では、どうすれば良いのでしょうか。

 

自発的に共感してもらうわけですから、自分の頭で考えてもらう、自分の心で考えてもらう、以外に方法はないでしょう。

 

 つまり、経営者が理念を作る(あるいは創業者が理念を作った)時と同じように、皆さんにも考えてもらう、ということです。

 

「我社は、何のために存在するのか?」

「我社は、どうこの世の中を支え、社会に貢献しているのか?」

「我社は、より良い未来を作っていくのにどう関わっていくか?」

「我社の理想とするあり方・経営姿勢はどのようなものか?」

「我社の大切にすべきこだわりは何か?」

「我社で大切となる行動規範はどのようなものか?」

・・・・・・

 

といったことを、経営者と同じように、自分の頭と心で考えてもらう、ということです。

 

その上で、意見交換や対話を繰り返し、考えを深めてもらう、そうしてやっと腹落ちし、共感していくものだと思います。

 

弊社では、経営的な視点も含め、一人一人の発言を促す対話とファシリテーションにより、経営者、幹部・管理者の思いを共有し、より組織に浸透しやすい、思いのこもった目的、理念・ビジョンをつくるご支援を致します。

 

 目的・理念・ビジョンの明確化及び浸透支援

 

目的    

企業を経営・運営していく上で、共有すべき基本となる考え方・思いについて、幹部・管理者一人ひとりが、意見・感想を持ち寄り、質疑応答や意見交換をし、全員が自分のものとして納得できるかたちに文章化する。その過程を通して、幹部・管理者の目的意識・参加意識を高め、更にそれを、全社員に共有・共感してもらう活動に繋げる事で、モチベーションと組織の一体感を高め、企業の成長・発展を促進する。

 

対象者

幹部・管理者 など 

 

受講者人数

 標準 4〜8名

 (経営者の方が、オブザーバーとして参加可能)

 

特徴

経営者立場意識の共有

各部門の立場ではなく、会社全体における目的・理念・ビジョンをつくる為には、参加者一人一人が経営者立場意識を持つことがとても重要になります。その為、話し合いの前に、経営活動や組織について、丁寧に噛み砕いて伝え、経営者立場で全社的視点から意見を出せる環境を整えます。

 

対話型の支援

一人一人の腑に落ちる目的・理念・ビジョンをつくる為には、参加者が心の深いところで自分の価値観や思いに気付きを得て、自分の言葉でみんなに語ってもらう必要があります。

アイ・コンサルティングでは、受講者が「どういう価値観や思いで仕事をしているのか」「どういう課題を抱えているのか」など、講師が一人一人と丁寧に対話をし、一人一人の形骸化していない思いを引き出します。

 

理念浸透の推進力が高まる仕組み

幹部・管理者が目的・理念、ビジョンづくりに参加し、弊社プログラムに沿って何度も議論を重ねることで、自社の素晴らしさや可能性に気づき、自分たちの手でつくった目的・理念・ビジョンに愛着を持つようになります。それは、一般社員に理念を浸透させ、職場を活性化する上で大きな推進力となります。

 

 

 プログラム