戦略的中期プランの策定支援
~戦略的中期プランの重要性~
理念・ビジョンの明確化と共感化を進めながら、その実現に向かっていくわけですが、それらは概念的であり、抽象的であるため、具現化していくには、具体的な目標を設定し、それを達成していく必要があります。
そのために注力したいのが、戦略的中期プラン策定とその実行です。
戦略的中期プランとは、
「『経営理念(目的を含む)とビジョンの実現』と『経営環境の変化への適合』を目指して、中期(3年~5年先まで)の経営体質改善目標を決め、その目標を達成するために、具体策を計画すること。」
これは、いわゆる中期経営計画(3~5年)に該当するものですが、その特徴から、一般的な中期経営計画と区別するために、戦略的中期プランと名付けています。
この戦略的中期プランでは、結果としての売上や利益の数値目標は設定もするのですが、取り組み中は、体質強化目標にフォーカスします。なぜなら、結果である数値にフォーカスをしてしまうと、どうしても数値合わせの活動に陥ってしまい、本質的な体質の強化が疎かに成りがちだからです。そして、それは時として、逆に体質を弱くしてしまうことに繋がる恐れさえあります。
その為、結果である数値業績ではなく、それらを生み出す源泉である経営体質の強化にフォーカスして目標を設定し、それを達成することにより、結果的に数値目標達成できる、という状態を目指すべきであると考えます。
弊社では、経営的な視点も含め、一人一人の発言を促す対話とファシリテーションにより、経営者、幹部の思いを共有し、より実現性の高い、思いのこもった中期プランを策定するご支援を致します。
戦略的中期プランの策定支援
目的
1)貴企業の「目的・基本姿勢・ビジョン」を 具体的に実現していくために、また 貴企業を
取り巻く経営環境の変化に適合していくために、取り組むべき中期的体質改善課題は何
か、について、幹部の方々それぞれの思い、意見、情報を 持ち寄って、共通認識を深め、
これからの進むべき方向と、目標と進め方について、意見交換して 明らかにする。そう
することにより、経営体質強化を強力に進められるようにする。
2) 目標・計画 明確化の過程を通して、幹部の方々の経営者立場意識とマネジメント能力を
高める。
対象者
幹部・管理者 など
(経営者が、オブザーバーとして参加)
受講者人数
標準 4〜8名
(経営者が、オブザーバーとして参加)
特徴
経営者立場意識の醸成
話し合いの前に、経営活動や組織について、丁寧に噛み砕いて伝え、企業経営の全体像やポイントを理解して頂きます、それにより、幹部が企業の経営活動の基本に沿って、経営者立場で意見を出せる環境を整えます。
実現性の高い計画になる
経営者がじっくりと時間をかけて経営計画を作成し、幹部会議や経営計画発表会などで社内に打ち出し、これで皆、頑張っていってくれるだろうと期待をする事が多々ありますが、中々そう簡単にはいきません。計画を進めていく中心となる幹部の気持ちが、その計画に入りきっていないからです。弊社支援では、経営者のみでなく、幹部自身にもよく考え、発言をしてもらい、一緒に計画を策定していきます。その為、上から押し付けられた計画ではなく、幹部にとって愛着や気持ちが入り易い、実現性の高い計画となります。
深い相互理解による同志意識
幹部の心の中にある、問題意識や将来への希望など、講師が一人一人と丁寧に対話をし、顕在化させます。それを参加者全員で共有し、意見交換を重ねる事で、お互いの考えや価値観をより深く理解し合う事ができ、より信頼し合える、団結力の高い仲間となります。
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